歌詳細

印南野の浅茅押し並べさ寝る夜の日長くあれば家し思はゆ

項目 内容
番号 6-940
漢字本文 不欲見野乃浅茅押靡左宿夜之氣長在者家之小篠生
読み下し文 印南野の浅茅押し並べさ寝る夜の日長くあれば家し思はゆ
訓み いなみののあさぢおしなべさぬるよのけながくあればいへししのはゆ
現代語訳 印南野の丈の低い茅萱を押し伏せて旅寝をする夜が幾夜も続くので、家が思われてならない。
歌人 山部宿禰赤人 / やまべのすくねあかひと
歌人別名 山部宿禰明人
歌体 短歌
時代区分 第3期
部立 雑歌
季節 なし
補足 山部赤人/やまべのあかひと/山部赤人【山部宿祢赤人】
詠み込まれた地名 不明 / 不明
関連地名 【故地名】印南野
【故地名読み】いなみの
【現在地名】兵庫県
【故地説明】印南の地一帯の丘陵性の原野。
【地名】印南野
【現在地名】兵庫県加古郡および加古川・明石両市の一帯