歌詳細
項目 | 内容 |
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番号 | 巻6-970 |
漢字本文 | 指進乃栗栖乃小野之芽花将落時尒之行而手向六 |
読み下し文 | 指進乃栗栖の小野の萩が花散らむ時にし行きて手向けむ |
訓み | さしずみのくるすのをののはぎがはなちらむときにしゆきてたむけむ |
現代語訳 | 指進の栗栖の小野の萩の花が散るだろう頃に行って神に手向けをしよう。 |
歌人 | 大伴宿禰旅人 / おほとものすくねたびと |
歌人別名 | 師, 大納言, 大伴卿, 老, 大伴淡等, 大伴卿, 僕, 主人, 帥, 帥老, 大納言, 大納言卿, 大宰帥, 中納言, 後人, 卿 / そち, だいなごん |
歌体 | 短歌 |
時代区分 | 第3期 |
部立 | 雑歌 |
季節 | なし |
補足 | 大伴旅人/おほとものたびと/大伴旅人【大納言大伴卿】 |
詠み込まれた地名 | 平城京 / 奈良 |
関連地名 | 【故地名】栗栖の小野 【故地名読み】くるすのおの 【現在地名】奈良県高市郡明日香村 【故地説明】飛鳥の一部、所在未詳。一説に『和名抄』の「大和国忍海郡栗栖郷」(奈良県葛城市新庄、御所市柳原・出屋敷・今城に囲まれる地)。普通名詞説もある。 【地名】栗栖の小野 【現在地名】未詳。奈良県北葛城郡新庄町付近とする。また、普通名詞と見て、栗林と解する説もある |