歌詳細

ますらをの行くといふ道そ凡ろかに思ひて行くなますらをの伴

項目 内容
番号 6-974
漢字本文(題詞) 反歌一首
漢字本文 大夫之去跡云道曽凡可尒念而行勿大夫之伴
漢字本文(左注) 右御歌者、或云、太上天皇御製也。
読み下し文(題詞) 反歌一首
読み下し文 ますらをの行くといふ道そ凡ろかに思ひて行くなますらをの伴
読み下し文(左注) 右の御歌は、或は云はく、太上天皇の御製なりといへり。
訓み ますらをのゆくといふみちそおほろかにおもひてゆくなますらをのとも
現代語訳 雄々しい男子が行くという道であるよ、いいかげんにに考えて行くな。雄々しい男子たちよ。
現代語訳(左注) 右の反歌はあるいは太上天皇の御製だという。
歌人 聖武天皇 / しやうむてんわう
歌人別名 天皇, 太上天皇, 寧楽宮即位天皇
歌体 短歌
時代区分 第3期
部立 雑歌
季節 なし
補足 聖武天皇/しやうむてんわう/聖武天皇
詠み込まれた地名 不明 / 不明