歌詳細

ぬばたまの夜霧の立ちておほほしく照れる月夜の見ればかなしさ

項目 内容
番号 6-982
漢字本文 烏玉夜霧立而不清照有月夜乃見者悲沙
読み下し文 ぬばたまの夜霧の立ちておほほしく照れる月夜の見ればかなしさ
訓み ぬばたまのよぎりのたちておほほしくてれるつくよのみればかなしさ
現代語訳 ぬばたまのような夜の霧が立ってぼんやりと照っている月は、おもむき深いことだ。
歌人 大伴坂上郎女 / おほとものさかのうへのいらつめ
歌人別名 坂上郎女, 大伴郎女, 郎女, 大伴宿禰坂上郎女, 大伴氏坂上郎女, 佐保大納言卿之女, 母, 姑
歌体 短歌
時代区分 第3期
部立 雑歌
季節 なし
補足 大伴坂上郎女/おほとものさかのうへのいらつめ/大伴坂上郎女
詠み込まれた地名 不明 / 不明