歌詳細

ふりさけて三日月見れば一目見し人の眉引思ほゆるかも

項目 内容
番号 6-994
漢字本文(題詞) 大伴宿祢家持初月歌一首
漢字本文 振仰而若月見者一目見之人乃眉引所念可聞
読み下し文(題詞) 大伴宿祢家持の初月の歌一首
読み下し文 ふりさけて三日月見れば一目見し人の眉引思ほゆるかも
訓み ふりさけてみかづきみればひとめみしひとのまよびきおもほゆるかも
現代語訳 空遠くふり仰いで三日月を見ると、一目だけ見た人の引き眉が思われることよ。
歌人 大伴宿禰家持 / おほとものすくねやかもち
歌人別名 少納言, 家持, 越中国守, 大伴家持, 守, 少納言, 大帳使, 家持, 主人 / せうなごん, やかもち
歌体 短歌
時代区分 第4期
部立 雑歌
季節 なし
補足 大伴家持/おほとものやかもち/大伴家持【大伴宿祢家持】
詠み込まれた地名 不明 / 不明