歌詳細
項目 | 内容 |
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番号 | 巻6-998 |
漢字本文 | 如眉雲居尒所見阿波乃山懸而榜舟泊不知毛 |
漢字本文(左注) | 右一首、船王作 |
読み下し文 | 眉のごと雲居に見ゆる阿波の山かけて漕ぐ船泊知らずも |
読み下し文(左注) | 右の一首は、船王の作 |
訓み | まよのごとくもゐにみゆるあはのやまかけてこぐふねとまりしらずも |
現代語訳 | 雲遠く眉のように見える阿波の山を目ざして漕いでゆく船が、どこに泊るかを知らぬことよ。 |
歌人 | 船王 / ふなのおほきみ |
歌体 | 短歌 |
時代区分 | 第4期 |
部立 | 雑歌 |
季節 | 春 |
補足 | 船王/ふねのおほきみ/ |
詠み込まれた地名 | 河内 / 大阪 |
関連地名 | 【故地名】阿波の山 【故地名読み】あわのやま 【現在地名】徳島県 【故地説明】未詳。阿波国(徳島県)の山の意か。徳島県徳島市眉山町の眉山(297メートル)を詠んだものとされている。 【地名】阿波の山 【現在地名】淡路島をふくめて阿波あたりと思われる山 |