用語詳細

薬

代表画像

項目 内容
用語ID 60133
用語 薬
用語よみ くすり
用語種別 万葉の食事
解説 薬は高価であり、天皇・貴族・官人など一部の人々だけが使用できた。律令制では内薬司や典薬寮などの官司が薬を扱い、薬の生産や薬による治療を行った。仏教思想に基づく薬療も行われ、730(天平2)年に光明皇后が皇后宮職に置いた施薬院などが知られる。唐から戒律を伝えた鑑真は薬に詳しく、薬を嗅ぎ分けて鑑別できたという。都城などの遺跡からは薬の原料名や処方を記した木簡が見つかっており、正倉院には奈良時代の薬の現物が伝存する。末醤(未醤、みそ)などの発酵食品も薬として利用されることがあった。