用語詳細

大宰府

項目 内容
用語ID 12
用語 大宰府
用語よみ だざいふ
用語種別 主な出来事
解説 西海道(現在の九州地方)を統轄した律令制下の官庁。536(宣化1)年に現在の博多湾岸に置かれたと伝わる那津官家(なのつのみやけ)、および607(推古15)年の遣隋使を契機として派遣された筑紫大宰(つくしのおおみこともち)を起源とする。出先機関として外交と防衛を主な任務とし、長官の帥(そち)以下の官員が多数配置された。政庁を中心として条坊制による街区が広がる都市を有し、中央の都に対して「遠の朝廷(とおのみかど)」と呼ばれた。遺構は福岡県太宰府市の一帯に分布。