用語詳細

恭仁京

項目 内容
用語ID 31
用語 恭仁京
用語よみ くにきょう
用語種別 主な出来事
西暦 740
解説 古代の都城の一つ。山背国相楽郡の泉川(木津川)沿いに造営。740(天平12)年の藤原広嗣の乱の直後に聖武天皇は関東行幸へ出発、そのまま平城京には戻らず同年末に恭仁京へ遷都した。742年に近江国で紫香楽宮を造営、743年に恭仁宮の造営が停止された。744年に難波京へ遷都、745年に平城京へ還都した。近隣には元明天皇などが行幸した甕原(みかのはら)離宮があり、恭仁京も「三香原久邇の都」と呼ばれた。京域は鹿背山を挟んで東西に左京と右京が広がり、左京域の木津川北岸に恭仁宮がある。遺構は京都府木津川市の一帯に分布。