用語詳細
項目 | 内容 |
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用語ID | 60066 |
用語 | 紀伊行幸(大宝元年) |
用語よみ | きいぎょうこう(たいほうがんねん) |
用語種別 | 主な出来事 |
西暦 | 701 |
解説 | 『続日本紀』によると、文武天皇は701(大宝1)年に紀伊国へ行幸し、武漏(牟婁、むろ)の温泉に至った。『万葉集』巻1-54の題詞によると、持統太上天皇も同行したことが知られ、歌に詠まれた巨勢の地名から、往路は紀ノ川沿いを下る巨勢路(紀路、南海道)を経由したことがわかる。紀伊のほか河内・摂津でも行宮(かりみや、あんぐう、仮の滞在先となる宮)を造営しており、復路は両国を経由したとみられる。 |