用語詳細

古今和歌集

項目 内容
用語ID 94
用語 古今和歌集
用語よみ こきんわかしゅう
用語種別 関連書物・人物
西暦 905
解説 最初の勅撰和歌集。全20巻。905(延喜5)年、醍醐天皇の勅により紀友則・紀貫之・凡河内躬恒・壬生忠岑の4人が編纂した。約1100首の歌を古い順に「よみ人知らずの時代」「六歌仙の時代」「撰者の時代」に分ける。『万葉集』に収録されなかった古歌を撰ぶという方針があった。部立は季節を中心とした構成で、ほとんどが短歌からなる。紀貫之による仮名序と、紀淑望による真名序が付く。貫之の仮名序は歌論として評価が高く、万葉歌が4首引用されている(巻16-3807・巻12-2991・巻8-1424・巻6-919)。