人物詳細

門部王

項目 内容
人物ID 278
名前 門部王 / かどべのおほきみ
別名 出雲守, 大原真人, 主人
通称 門部王 / かどべのおおきみ
性別
時期 第3期
作品数(長歌) 0
作品数(短歌) 5
作品数(旋頭歌) 0
作品数(仏足石歌) 0
概要 当時門部王は2人いて作者の判別は困難。(イ)長親王の孫、川内王の子、高安王・桜井王の弟(本朝皇胤紹運録)。和銅3(710)1無位より従五位下、養老1(717)1従五位上、同3・7伊勢守、伊賀・志摩按察使。同5・1正五位下、神亀1(724)2正五位上、同5・5従四位下。天平6(734)2朱雀門での歌垣の折、その頭、時に従四位下。同9・12右京大夫、同11・4賜姓大原真人、同14・4従四位上、同17・4卒、従四位上大蔵卿(続日本紀)。養老末年出雲守、天平9・1の王宅の宴に弾正尹(万葉集)。神亀のはじめ風流侍従(藤氏家伝)。(ロ)家系末詳であるが、(イ)とほぼ同時代であり史料の区別はつけ難い。和銅6(713)1無位より従四位下、養老5(721)6大判事、従四位下、神亀3(726)9播磨国印南野行幸の造頓宮司、同12月治部卿、天平3(731)1従四位上、同12月神馬につき勘奏(続日本紀)。天平6年兼写経司(大日本古文書24・寧楽遺文)。一切経書写(東大寺要録)。2人の門部王の分類は『日本古代人名辞典』に従ったが、内容に紛わしい点がある。