人物詳細

元正天皇

項目 内容
人物ID 358
名前 元正天皇 / げんしやうてんわう
別名 先太上天皇, 日本根子高端日清足姫天皇, 太上天皇, 太上皇, 清足姫天皇, 先太上天皇, 天皇 / さきのおほきすめらみこと, やまとねこたかみずきよたらしひめのすめらみこと, だいじょうてんのう
通称 先太上天皇, 元正天皇 / さきのおおきすめらみこと, げんしょうてんのう
性別
時期 第3期
第4期
作品数(長歌) 0
作品数(短歌) 3
作品数(旋頭歌) 0
作品数(仏足石歌) 0
概要 天武天皇の孫。日並皇子〔草壁皇子〕の皇女。母は阿閉皇女〔元明天皇〕。文武天皇の同母姉(日本書紀・続日本紀・本朝皇胤紹運録)。諱は氷高〔氷高皇女・氷高内親王〕。霊亀1(715)9即位。瑞亀を得て和銅から霊亀に改元。同10月百姓を殖産及び陸田に努めるべきを国司に教導させる。同2・4国郡司の人民撫を監察させる。養老1(717)2難波より和泉宮、竹原井頓宮行幸、同4月行基の活動を道俗を乱すものとして禁止、同8月美濃不破行宮造営、同9万美濃行幸、同11月当耆郡多度山の美泉により養老と改元。同2・5能登、安房、石城、石背の各国を置く。同3・2和泉宮行幸、同7月按察使を置く。同4・3隼人反乱らより大伴旅人を征隼人大将軍に任じる。同5月『日本紀』完成。同5・1学業に優れた者を優賞す。同6月按察使の官制を定む。同6・2律令の撰定、同7・2満誓に筑紫観世音寺を造らす。同5月吉野行幸。神亀1(724)2聖武天皇に譲位。太上天皇となる。天平20(748)4崩。歳69。同7月佐保山陵に火葬。天平勝宝2(750)10奈保陵に改葬(続日本紀)。『本朝皇胤紹運録』には白鳳10年誕生、和銅8・9受禅、即位、歳35。養老8・2禅位、同日太上天皇。天平20・4崩、歳68佐保陵に葬むる。