人物詳細

淳仁天皇

項目 内容
人物ID 442
名前 淳仁天皇 / じゆんにんてんわう
別名 皇太子
通称 淳仁天皇 / じゅんにんてんのう
性別
時期 第4期
作品数(長歌) 0
作品数(短歌) 1
作品数(旋頭歌) 0
作品数(仏足石歌) 0
概要 天武天皇孫、舎人親王皇子、母は山背上総守当麻年老女(続日本紀・本朝皇胤紹運録)。淡路廃帝。諱は大炊王。天平勝宝9(757)4道祖王廃太子により藤原豊成らの推す塩焼王、文屋真人珍努らの推す池田王、藤原仲麻呂の推す大炊王の内、大炊王が皇太子と為る。同7月橘奈良麻呂の乱が起り、塩焼・黄文・安宿・道祖の各王が連座。この乱は仲麻呂を除いて四王の中から天皇を立てようとするもの。天平宝字2(758)八即位、同月仲麻呂を紫微大保とし姓恵美押勝を賜う。また官号を改易し乾政官(太政官)大師(太政大臣)大伝(左大臣)大保(右大臣)御史大夫(大納言)坤宮官(紫微中台)とする。天平宝字8・9恵美押勝の乱、押勝を坂上苅田麻呂らに殺させる。高野天皇(孝謙)は淳仁の印を収めさせる。同10月淳仁は捕えられ仲麻呂と心を同じくした理由により帝位が除かれ、親王の位を剥奪された上、淡路公として淡路へ配流。天平神護1(765)10幽憤に勝えず垣を踰え逃亡するが捕えられ、翌日薨(続日本紀)。歳33(本朝皇胤紹運録)。天平宝字1・11内裏の肆宴に作歌。