人物詳細

石上朝臣宅嗣

項目 内容
人物ID 93
名前 石上朝臣宅嗣 / いそのかみのあそみやかつぐ
通称 石上宅嗣 / いそのかみのやかつぐ
性別
時期 第4期
作品数(長歌) 0
作品数(短歌) 1
作品数(旋頭歌) 0
作品数(仏足石歌) 0
概要 麻呂の孫、乙麻呂の子。物部朝臣、石上大朝臣とも(続日本紀)。天平勝宝3(751)1正六位上より従五位下、天平宝字1(757)5従五位上、同6月相模守(補守ではここに紫微少弼とある)、同3・5参河守、同5・1上総守、同10月(補任は8月)遣唐副使となるが同6・3罷める。同7・1文部大輔、侍従(公卿補任では同8・1大宰少弐)同8・10正五位上、常陸守、天平神護1(765)1従四位下、同2月中衛中将、兼常陸守、同2・1参議、同10月正四位下、神護景雲2(768)1従三位、同10月大宰の綿を賜わる。式部卿。宝亀1(770)8称徳天皇崩御により藤原永手らと白壁王(光仁)を立てる。この時参議式部卿従三位。同9月兼大宰帥、同2・3式部卿へ移行、同11月大嘗会に神楯桙を立てる。同月中納言。同4・10難波内親王弔使、同6・12賜姓物部朝臣、同8・9藤原良継弔使。かつて良継、家持らと藤原仲麻呂(恵美押勝)を除く計画に失敗、良継が責を負ったという。同10月中納言従三位兼中務卿、同10・5唐使の宜勅使、同11月物部から石上大朝臣に改姓、同11・2大納言、天応1(781)4正三位、同6月薨。時に大納言正三位兼式部卿、歳53。贈正二位。薨伝には経史を好み文を属し草隷を工にしたという。また淡海三船と共に文人の首とされ、その旧宅に外典の院を置き芸亭と称し好学の徒に門を開いたと言う(続日本紀)。『経国集』に詩2首がのる。天平勝宝5(753)